バラモンキング出店を終えて
今年の国際トライアスロン「バラモンキング」も無事に終了しました。
そして私たちにとっては、「出場」ではなく「出店」というかたちで関わらせていただいた特別な一日となりました。

応援する立場で味わった感動
島全体が熱気とエネルギーに包まれるこの大会は、五島にとって一年で最も熱いイベントの一つ。
私たちは大会当日、ゴール地点の港公園の一角にテントを張り、ドリンクや軽食、五島土産などを販売しました。
選手たちがスイム、バイク、ランと過酷な競技を進める中で、私たちの小さなブースにもたくさんの方が立ち寄ってくれました。
応援に来たご家族、友人、地元の方々、観光で通りかかった人たち、多くの出会いがありました。
選手の姿に勇気をもらう
特に印象的だったのは、顔を真っ赤にしながらも笑顔で走る選手の方々が、時折手を振ってくれたり、沿道の応援に応えてくれたりしたこと。
私たちのブースに立ち寄ってくれた選手の方が「島の人たちの応援があるから頑張れる、最高」と言ってくれたときは、本当に胸が熱くなりました。
たとえ自分がレースに出ていなくても、こうして大会に関わることができる喜び。
「舞台裏の立場」から見るバラモンキングは、想像以上にドラマと感動に満ちていました。

準備の大変さと、それを超える達成感
出店にあたっては、食材や備品の準備、テント設営、想像以上に大変でした。
しかも当日は天気も変わりやすく、風の影響で商品の並べ直しやテントの補強など、細かな対応が求められました。
でも終わってみれば、それらの苦労はすべて報われたと感じています。
正直、悪天候も影響もあり予想を遥かに下回る売り上げでしたが…(実力不足でもあります)
沢山の方が会いに来てくれて本当に嬉しかったです。
五島の魅力を伝える商品が売れていくたびに、
「この島で何かを生み出し、届ける」という意味を改めて感じました。

来年に向けて
今回の出店を通して得られた気づきや反省点も多くあります。
例えば、悪天候を加味した仕入れなどが必要だったりとか。
でもそれ以上に、また来年もこの熱気を一緒に味わいたいそう強く思いました。
来年はもっと地元の食材を活かしたメニューを出したい。
もっと選手や応援の方が立ち寄りやすいように工夫したい。
そんなアイデアがすでに頭の中を巡っています。
最後に
出店という形で関わったバラモンキング。
競技に挑む選手たちの姿と、それを支える多くの人たちのエネルギーに触れた一日でした。
五島の魅力を発信するという意味でも、とても大切な経験になりました。
立ち寄ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
また来年、お会いしましょう!