初めて買った不動産 | 五島列島一棟貸し宿「HARU」

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空き家・不動産

初めて買った不動産

これから定期的に、これまで代表が買ってきた不動産のことを書いて行きます。今回は初めて買った不動産のお話です。当時は、営業職のサラリーマンでした。結構頑張って働いていたので、そこそこ収入も良かったですが、独身でしたし、、遊びに使っていましたね😅貯金は20万円。そんな令和2年に第1号物件を買いました。

なぜ不動産を買おうと思ったのか

当時勤めていた会社の先輩が、副業の不動産賃貸経営で成功していたのを目にし、興味をもったのが始まりでした。話を聞いたり、自分で勉強したりして、買いたい欲がどんどん増していったのを覚えています。ただ、貯金は20万円、買いたくても買えるわけないのです。そこで思いつきました!「自分が住む家を買おう」と。サラリーマンだし、高すぎなければ住宅ローンで買えるのでは。知り合いの不動産屋さんが、信用金庫の担当者さんを紹介してくださり、話を聞いていると、無担保20年住宅ローンが使えるとのことでした。当時住んでいた賃貸マンションの家賃は5.5万円。安い物件を買えば住宅ローンの返済は今の賃料よりもっと安いだろうとそんな考えで、計画が始まりました。

物件探し

物件探しについては、前からポータルサイト(アットホーム)をいじくり回していたので、なんとなーく目星の物件はピックアップしていました。一戸建て→長崎県→佐世保市で進めて探しました。実際のところ、高すぎたり、ボロ過ぎたりで悩みました。一戸建てではなく、土地でヒットした物件があります。

この物件です。売り土地として300万円で販売されていました。建っている家は、解体するなり好きにしてというスタンスでしょう。実際中を見てみると、住める状態ではなく、床は斜めで扉は閉まらない。価格帯は良いんだろうけど…ここでも一瞬悩みましたが、決めました。『可能な限り自分でリフォームしよう。300万円くらいあれば、リフォームできるやろう!』勢いみたいな所もあります。物件300万でリフォーム代300万で合計600万の住宅ローンで月々の返済が3万円。賃貸より安い。

エイヤーみたいな感じで決まりました。

信用金庫の住宅ローン

紹介していただいた信用金庫に申し込み、借入期間20年の無担保ローンを組むことに成功しました。勤めていた会社がそこそこ大きく、年収も平均よりは高かった為か、審査は数日で通りました。令和2年の2月、第一号物件の決済をしました。月の返済は約3万円。それまで払っていた家賃より2万円以上安い。良い買い物だと思いました。ここからリフォームが始まります。

リフォーム工事

実は、祖父が大工という事もあり雇わない手は無いと思い、働いてもらいました。その他に大工さんを1人雇ってリフォームが始まりました。

分かりにくいですが、工事まえの室内です。

主に、自分で行ったリフォームは、床板・ボード張り・キッチン据付・クロス貼り一部・クッションフロアです。

床の中の動画がありましたので。

リフォーム自体、9割くらいは問題なく進みました。問題があったとするなら、リフォーム期間中に雨漏りが発生した事です。現場に行くと、床の養生剤が濡れている…調査すると、雨漏り箇所発見😭想定外のお金が発生しました。が、近くの瓦屋さんがあまり物の屋根材を家一軒分安くで譲ってくださいました😭色はバラバラにはなりましたが、屋根が新品になり、数十年は雨漏りの心配はなくなりました!

当時の代表はサラリーマンでしたので、工事に参加するのは、平日の夕方以降と土日だけです。なかなかしんどかったですね…

夜な夜なクロスはりしてました…

そんなこんなで、約4か月で住める家が完成しました。

買ってみてわかった事、良かったこと、後悔したこと

買ってみてわかった事は、DIYを伴う物件購入はとてもエネルギーを使います。めちゃめちゃキツかったです。しんどかったです。コロナ期間での工事でしたので、どこにも行けないし、ひとりで没頭できたのでなんとかなりました。先々ではご近所さんとの付き合いが発生する事も心得ておかないといけません。購入時の挨拶や工事まえの挨拶は必ず行ったほうが良いです。逐一挨拶をしていたおかげで、住み出してからは、お隣さんがかなり良くしてくれて助かった事もたくさんあります。

良かった事は、DIYのスキルが異常なくらいレベルアップしました。これがきっかけでこの先ではDIY物件を買い漁っていく事になります。その他にも、不動産を買うにあたり必要な知識を習得する事ができました。知識があるに越した事はないです。それ以降の物件購入でもかなり役に立ちました。

後悔した事は、特にありませんが、強いて言うのであれば、今だから言える事なのですが、値段交渉をすべきでした。今の代表のレベルだと、あと100万円は安く買えたような気もします。この購入は全てにおいて良い経験になりました。

この経験が今につながっている

これがきっかけで、この後にたくさん良いことが起こります。年に2〜3件の空き家を購入し再生し、賃貸物件として運用しております。そのすべての物件に入居者が居て、空き家が生まれ変わっています。

結婚して、家を建てて第1号物件からは引っ越してしましましたが、現在では71,000円の賃貸物件として運用されております。

次回以降のブログで、この後あった良いことや、現在運用中の再生物件の事など書いていきます。

この記事の著者

大田 康介

1993年12月10日生まれ。長崎県出身。令和2年からサラリーマンをしながら始めた空き家再生業にどハマりし、令和5年に合同会社Y.N.DESIGNを設立、現在では佐世保市・長崎市・五島市を拠点に、不動産賃貸業、空き家再生事業、旅館業を展開しております。
地域の魅力を活かしながら、空き家や古民家を再生し、住まいや宿泊施設として新たな価値を生み出すことに力を注いでいます。
「まちに灯りをともす」をテーマに、持続可能で温かみのある地域づくりを目指しています。
蛍光イエローの作業着がトレードマークです。

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